VAIO TYPE P のHDDをSSDに換装 その2 [VAIO Type P(モバイルPC)]
換装に使う1.8インチZIFタイプのSSDってあまり種類無いんですね。
電気街を軽く見た感じだと、容量の違いを除くと3つのメーカーから出ている3種類しかない。ちなみに3種類っていうのは「PhotoFast」「Mtron」「Sumsun」。
んで、勝手に想像して考えてみた。
・PhotoFast(32GB MLC 18000円ぐらい)
安い、MLC=>プチフリ発生?=>精神的によろしくない
・Mtron(32GB SLC 25800円)
ほんのちょっと高い、SLC=>高速書き込み=>プチフリ起きない
・Samsun(64GB 42000円)
公表されている速度と予算に問題アリ
というわけで買ってきたのは「Mtron」。パッケージはかなりしっかりしています。
でも中身はチッコイw
注:本体を分解することでメーカー保証が使用できなくなります。改装は自己責任で行う様にして下さい。フラットケーブルなどの損傷によっては使い物にならない置物になります。最悪、VAIO本体とSSDの購入金額をドブに捨てても良いという覚悟の上で行いましょう!当方では一切の責任を負うことが出来ません。
まずはHDDの必要なデータをちゃんと退避させましょう!あと、リカバリーディスクも作ってから作業をしてください!!
それではバッテリーを外して作業開始!
1、キーボード下部のゴムを外してネジを外します。
(ゴムは精密ドライバーのマイナスでゆっくり外します)
2、本体をひっくり返してバッテリー付近のネジを外します(黒いネジ2本)。
3、再びひっくり返してディスプレイオープン!
4、キーボード部分(シルバーの部分)を手前にスライドさせ、スライドしきった所で持ち上げます。
5、矢印マークが書かれている部分のネジを全てはずし(全て黒いネジ)、ディスプレイのヒンジ部にあるネジ(合計4つ)も外します。
6、ディスプレイとキーボードが固定されない状態のまま、移動時みたいにPCを閉じてゆっくりひっくり返します。
7、裏のカバーが取り外せる状態になっているのでゆっくり外します。
(元から付いているHDDがカバーにくっついてる可能性大なのでその場合は精密ドライバーを入れて取り外す。とりあえずゆっくり持ち上げる事。)
8、フラットケーブルを引っこ抜いてHDDを外す。
9、アルミのカバーを開けてHDDとご対面。
10、HDDのフラットケーブルを外します。(黒い棒状の部分を内側から外側に起こしてあげると外れます)
11、SSDにフラットケーブルを取り付けます。
12、逆の手順で完了(かなりあっさり完了)
13、BIOSで認識されているか確認する。
以上で換装作業は終わり。時間もたいしてかからず、正直拍子抜けしました^^;
んで、作業についての一口コメントです。
結構言われているキーボードの取り外しの難易度とフラットケーブルですが、キーボードはスライドさせたら普通に持ち上がるし、フラットケーブルも挿したままで作業ができるので問題ありませんでした(もちろんフラットケーブルはデリケートな物ですので、作業中無理に引っ張ったりすることが無いようにしてください)。
お次はリカバリについて。
リカバリディスクを入れてVAIOを起動させ、「購入時の状態に戻す(ダヨネ?)」を選択する。「Cドライブを~」の方を選択すると、エラーを吐いて元のメニュー画面に戻されます。
んで、「購入時の状態に戻す」を選択して作業を続けると、「リカバリ領域どうする?」みたいな選択があるので「削除」を選択。
最後に「容量が少ないからリカバリ駄目かもしれないよ?(こんな感じ)」の注意を受けますがコレは無視。
一応捕捉すると、
・元々付いていた60GBのHDDの場合。DVDの中身をHDDに全て転送してからインストール。
・換装先のSSDが32GBの場合。一部だけHDDに転送してインストール。
再起動後にディスクから直接インストール(自動で行われる)
となります。当方、HDDとSSD両方リカバリを行いましたが、この様な違いがありました
リカバリ後の確認では使用容量はどちらも同じになるので、工程が違うだけで特に問題は無いみたい。
まぁこんな感じでリカバリ作業は完了。そして私のVAIO君は今のところ問題なく動いてます。というか、もの凄く快調♪
結果と感想はその3にて
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