VAIO TYPE PにUbuntuをインストール [VAIO Type P(モバイルPC)]
「Acer Aspire one」や「EeePC」にUbuntuをインストールしたときと同じ方法で、UbuntuのディスクイメージをインストールしたUSBメモリを使ってVAIOにインストールしてみました。
ディスクイメージをUSBメモリにインストールする方法
http://pink-banbi.blog.so-net.ne.jp/2008-12-03-1
VAIO自体へのインストールも苦労することもなく、あっさりと作業を終えることが出来ました。簡単に手順を解説すると、
1、BIOSでUSBから起動するように変更する
2、ディスクイメージを入れたUSBメモリをさして起動させる
3、デスクトップが表示されたら、空のUSBメモリを空いてるUSBポートにさす
(さした後、デスクトップにこのUSBメモリのアイコンが表示された場合は、
アイコンの上で右クリックして「アンマウント」を選択する)
4、デスクトップにある「インストール」を実行する
5、インストール先の画面が出たら、「ディスク全体を使う」の中にある空のUSBメモリを選ぶ
6、あとは指示に従って作業を進める
という感じです。インストール後に再起動が入るのでUbuntuをインストールしたUSBメモリをさしっぱなしにしておけば勝手に起動します。
無線LANやサウンドカード、BTはちゃんと認識されているのですが、解像度だけは1024×600となっています(WindowsVistaでは1600×768)。テキストの入力などの時にはUbuntuの方が文字が見やすくて個人的には不満は無いかな?
WindowsVista
文字が非常にちっこいです(^^;
Ubuntu
次にOSの起動・終了時間を計ってみました。
Windows Vista
起動時間 1分45秒(この時点ではネットワークには未接続)
終了時間 34秒
Ubuntu 8.10
起動時間 1分40秒(ネットワークに接続済み)
終了時間 15秒
注意
1.電源投入と同時に測定を開始し、マウスカーソルが読み込み状態ではなく通常の矢印になり安定したキー入力が出来るまでを測定しました。また、測定終了後もハードディスクのアクセスは続いてましたが、バックグラウンドでの読み込みのようなのでこの時間は測定に含まれてません。
2.終了時間はメニューから「シャットダウン」を選択し、電源ランプが消えるまでを測定しています。
3.WindowsVistaに関しては普段使用している一通りのアプリケーションと仮想ドライブツールをインストールしているので、起動時間は購入時と比べるとだいぶ遅くなっているかと思います。あくまでも自分が通常使用することを前提に測定してます。
電源オンから入力可能状態になるまでの時間は、USBメモリにインストールしたUbuntuがなかなか良い結果を出しています(というか今回使ったのはMicroSDをUSBメモリとして使用した物なので、高速タイプのUSBメモリを使えばもう少し早くなるのかな?)。
起動後の操作は全体的にUbuntuの方がモッサリしていますが、それでもWindowsVistaみたいに大量の処理で大きくレスポンスが低下することは無いという感じでストレスがたまることはそんなにありません。(あくまで私としてはですが・・・w)
となりました。そこで私としては、
・ささっとWebを見たりテキストの入力をしたいという時には「Ubuntu」
・どんな何でもできるような状態にしておきたい時には「WindowsVista」
こんな感じで使い分けてみてると便利だし楽しいんじゃないかなぁ?と思います。
そんなに難易度が高いわけではないので、一度Ubuntuを入れて遊んでみてはいかがでしょ?
バッファローのMicroSDリーダーを使えば小さくさしっぱなしが可能なので、外出時でも気軽にUSBメモリからUbuntuの起動が出来るのでお勧めです。
バッファローのMicroSDリーダーのレポ
http://pink-banbi.blog.so-net.ne.jp/2009-01-09
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